アドラー心理学「勇気づけ」で
「自分の問題を自分で解決できる能力がある」子どもたちのお手伝いができるよう日々鍛錬中

2015-09-30

「明日の準備は?」の声掛けのその後

2学期から始めた「明日の準備は?」の声掛け終了

朝の登校時間までに、準備が整えばいいという点においては、おおよそOKです。
でも、まだ1年生、詰めが甘いというか、筆箱は入っているものの、筆箱の中身を整えるまでは気が回らないようで、 鉛筆1本、消しゴムなしで登校していることもありました。

「課題の分離」の目的は、「あなたの課題ですから、私には関係ないので、あなたで解決して下さいね~」では決してなく、【自立する】と【社会と調和して暮らせる】へ向かうための一つの手段ですから、放任であってはならないのです。

もちろん、ゆっくりと時間をかけて学べる環境ならば「課題の分離」でもいいのかもしれませんが、学校に必要なものを持って行く(忘れ物をしない)というのは社会(学校)で過ごすためにしなければならないこと、

たまに忘れることがあったとしても、基本姿勢として、「持って行くこと」は社会(学校)生活を送るための子ども自身が整えなければならない責任なわけです。

教科書やノートの準備ができているのだから、あともう少し
このために、親が何が手伝えるかを息子と相談しながら決めることにしました。

明日の準備を進めているときに
親「いつもちゃんと自分で準備できているね」
子「うん」
親「筆箱は入っているけれど、筆箱の中は大丈夫?」
子「!」
親「筆箱は忘れずに持って行けるけれど、中まで確認した方がいいかもね」
子「そうするわ」
親「お母さん、筆箱の中もOKか声を掛けた方がいい?」
子「そうして」
親「じゃあ、これから「筆箱の中も準備OKですか?」と聞くね」
子「うん」 と、筆箱の中も準備OKですか?という声掛けをすることに了承を得ましたので、声掛けをすることになりました。

でも、何だか心が晴れません。 忘れ物をしないために、必要以上に手助けをしている気がします。 どうしたら消しゴムを持って行けられるようになるか、子どもから答えを聞くべきだったな・・・
手伝ってとお願いされる前に、手伝おうかと提案してしまったな・・・

1年生はまだまだ学びがいっぱいで、彼の学びの段階を計るのが難しいです。

過干渉になっていないか?
自ら学ぶ機会を奪ってしまってはいないか?

学びの話をする前には、声掛けをする言葉を準備しておこうっと。



2015-09-12

子どもの癖(指しゃぶり)

娘4歳、指吸いが止められません。
かかりつけの歯医者さんでも「もうそろそろ本当に限界の時期」と言われております。
私自身も年長まで指を吸っていて、そして出っ歯。前歯2本は上の歯と下の歯が噛み合いません。
なので、前歯2本で噛み切ることができずに少々不便をしています。ま、慣れてしまいましたが・・・と私の話はさておき。

私自身の経験からも、娘の指吸いは早く止めさせたいと思っておりましたが、2歳差の兄妹、精神的にものもあるだろうと、2歳までは見守りで、

「2歳の誕生日にはやめようね~」で失敗
「3歳の誕生日にはやめようね~」で失敗
4歳が限界だと言われておりましたので、

4歳の誕生日前には、
・プリキュアの映画をご褒美にしたり
・指吸いする子とは一緒に寝られないと脅したり
・絶対に止めると言われていたバイターストップを使ったり

とあの手、この手で止めるための策をアドラー育児とはどこえやら?という方法で実行しましたが、結局、上手くいきませんでした。

で、アドラー的に、この不適切な行動にどう対処したらいいのか?と尋ねてみたら、

「不適切=指吸いをしていることにも注目せず、適切=指吸いをしていないことにも注目せず、とにかく静観すること」と教えていただきました。

不適切な行動に注目しないのはいつものことですが、
こういう癖に関しては、
指吸いをしていない時=適切な行動をしている時に、「指を吸ってないね」と注目をするのもよくないとのことです。

常に注目をし、声を掛けていたので、指を吸っていても、何も言わない私に娘もはじめは「???」という顔をして、何にも言わなくても、「あ」と思った時は止めていたみたいですが、

時が経てば、「お母さんも何も言わないし、吸いたい時は吸ってもいいかな~」と思い始めたのか、もう黙認の状態になってしまいました。


黙認のままで自然に止められるの?
歯並びのことを考えると、あまり時間的な猶予がないのでは?

と親の思いは消えません。

何とか娘と協力して止める方向に向かいたいと思いました。

アドラーの方法でも結局のところ指を吸わなくなるという完全な解決はしなかったのだけれども、日々、優しい声掛けもあれば、厳しい声掛けもあったりで、毎日、注目していた指吸いに注目しなくなったことで、指吸いに関してピリピリな雰囲気がなくなって、お互いの関係がよくなったことは実感していたので、


今は、歯医者さんから直接、娘に指吸いがダメなことを伝えてもらって、私ともちゃんと話をして、
「止めよう」と共通の課題にして、了承を得た上で、指を吸ってしまったときはバイターストップを塗るということになりました。

以前は共通の課題にできていなかったので、バイターストップを塗ることに抵抗をしておりましたが、今は、全く抵抗なく、塗らせてくれます。



実は、娘の指吸いは生後1週間くらいからスタートしています。
産後、病院から帰って、1日目の夜は寝てくれず、ほぼ徹夜。
家の環境にも慣れてくれたのと、指吸いで、自ら寝てくれたのが、あまりにも助かって、それに甘えていた私もいるのですよね。指吸い始めちゃったな・・・と思ってはいたものの、あの時は指吸いで本当に助かったのです。

そして今は、右の親指がダメなら、左の親指と、両方の親指に吸いだこができているくらいです。
私も一度、試しましたが、あのバイターストップの苦味は相当のものですが、それでも、1、2日でその苦味が消えれば、指吸いも復活するくらいなのです。

こんな娘の強い癖ですが、共通の課題にできたことで、指吸いをしていても、「いいかげんにやめなさい!」と怒るようなことなく、冷静に対応できるようになりました。いつかパッタリと止めてくれるといいなと思いつつ、マイナスの感情を持つことなく、対応していきたいなと思っています。




2015-09-10

「明日の準備は?」の声掛け

2学期が始まりました。

1学期は学校に慣れることが一番と、
登校班集合の時間に間に合うように、忘れものなく、送りだすことが親の使命とばかりに声掛けをしていました。

1学期の息子の様子を見て、声掛けはしなくても大丈夫と思えるものから、2学期からは少しずつ声掛けを減らしていくことにします。

登校班集合の時間へは1学期の当初から目覚ましは自分で掛けて、自分で起きることは概ねできているものの、

目覚ましの確認や、起きてからの時間のペース配分にちょこちょこと声掛けをしていましたが、
この声掛けも
「ご飯準備できたよ~」と
「10分前だよ~」のこの2回に減らしました。

忘れものしない=準備を自分で完結することについても
「2学期になったから、声掛けしないから、明日の準備は自分でしてね」と宣言して、
「分かった」と了承をいただいたので、声掛けを全く止めました。
(ただし、宿題をするということについては別のものと考え、声掛けをしています。親のサインとか見守りとかが必要な宿題がまだ続いているので、それがある以上、共同の課題としたいと思っていて、それについては子どもにも了承を得て、声は掛けています。)

親としては明日の準備は寝るまでに済ませてほしいし、 1学期はそうして準備をするように声掛けをしていましたが、息子の場合は、その習慣は結局のところ声掛けをしているだけでは身に付かなかったようです。

息子はもう寝ていますが、机の上には、筆箱、連絡ケース、宿題ノートが置きっぱなしのままです。

それでも朝は出発の1時間前には起きて、ちゃんと準備をしているのでよしとします。

忘れものをしないというのが目標であって、それを前日に済ませるまでは高望みしないことにしました。

そもそも、私も準備はギリギリの人で、 「準備は早めにした方がいいけれど、ま、ギリギリでも何とかなるよね~」と思えるのが幸いして、 机の上に、筆箱、連絡ケース、宿題ノートが置きっぱなしのまま、息子は寝てしまうこの状況を見ても陰性感情が出て来ず、課題の分離もスムーズにいっています。


準備がギリギリでイタイ目にあうことはあるけれど、その時はその時で臨機応変に対応できる力も養ったというか、それがいいのかどうなのかは私的感覚では分かれると思いますが、イタイ目にあって=結末を経験して学んでくれたらそれでいいかなっと。

その結末を経験して「準備は早めに」と学んで実行できるようになれば万々歳!
結末を経験して「準備は早めに」と分かってはいるけれど、実行できなくても仕方ない・・・
これくらいの気持ちで見守っています。 なんせ、親の私ができない人なので、「自分のことは棚に上げて」、子どもに強いるわけにもいかないので。

そんな私が親をしているので、目標は、準備を早めにするではなく、忘れものをせず、必要なことは自分で用意すること。それがギリギリでもよしとします。


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親の私的感覚が育児に及ぼす影響って大きいと書いてみて思いました。


私の私的感覚では、子育ての目標である「自立する」「社会と調和して暮らせる」に照らし合わせたとしても、いつまでに準備をするかにこだわる必要はないと思っていますが、

早めに準備をして、丁寧にちゃんと備えたいという私的感覚をお持ちのお母さんには、机の上に明日に必要なものが置きっぱなしのこの状況に陰性感情を持たれるかもしれません。

陰性感情を持つと対処行動を起こしますので、ついつい小言を言ってしまうかもしれません。



もちろん、私も「共同体感覚」からすると、こだわる必要のない「私的感覚」を持っていて、ついつい要らぬ小言を言ってしまうことがあります。なので、子育ての目標は「共同体感覚」に照らし合わせる必要があるということを常に意識したいと改めて思いました。

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ちなみに息子は心配症、心配症の息子だからこそ、慎重な行動をし、忘れものをしない、遅刻しないができているのだと思います。課題の分離から学ぶことも多いと私も思えるのですが、
これが「何とかなるよね~」と考える娘ではこの課題の分離だけでは学ぶ前に、多くの方にご迷惑を掛けてしまうような気がし、課題の分離から共同の課題にできる方法を探る必要があるように思います。2年後のお楽しみ?!